しんしのたしなみ

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【ブックレビュー】今月読んだ本3冊を紹介しますのコーナー 1月編

 今月も何だかんだで3冊くらい本を読んだのでレビューをしたいと思います。それで、この記事を書こうと今日の昼くらいから考えていたわけなんですが、今月読んだ3冊が思い出せませんでした。

 それで結局家に帰ってきて今この記事を書いているわけですが、多分忘れるくらいなんで今月読んだ本は大したことないんでしょうね。今から紹介するんで何なんですけどね。

 今月はなんか適当に流行ってそうな小説を買って読んでみました。読んだ本は「木内一裕著 デッドボール」七月隆文著 ぼくは明日、昨日のきみとデートする朝井リョウ著 何者」です。それでは早速いきましょう。

今月の1位 ぼくは明日、昨日のきみとデートする

 今月の1位は、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」です。最近映画化していましたね。

  大学生の純愛を描いた感動する系の恋愛小説です。ざっくり言うと、なんか出会った男女が、とある事情で離ればなれになってしまう話です。このとある事情というのがこの小説の肝です。非現実的な設定で、ありがちな設定かと思いきやすこし意外性のある設定です。そのせいで時系列が若干ややこしいんですが、それはご愛敬です。

 ところどころに伏線があり、最後につながってきますが、それはそこまで爽快感はありません。

 まさに映画向きの小説で、軽くさくさく読むのにはいいかな、といった感じの内容です。

 

今月の2位 デッドボール

  この小説は、ブックファースト新宿店で特集されていたのでとりあえず買ってみた「デッドボール」です。

 著者の木内さんはBE-BOP-HIGHSCHOOLの漫画を描いていたり、映画化された藁の楯を書いていたりする有名な人みたいです。知らなかったです。

 内容は、さえないお金に困った青年が、ヤクザ的な男と誘拐計画を実行する話です。もう一人弁護士の男が出てくるのですが、こいつが一番嫌なやつです。

 誘拐計画はうまくいかず、何回かどんでん返しがあるところがこの小説の醍醐味ですかね。特にヤクザ的な男がかっこいいです。

 章ごとに視点が変わり、テンポも良く飽きずに読めるのですが、ただ何というか、普通に面白いくらいかな、って感じです。

デッドボール (講談社文庫)

デッドボール (講談社文庫)

 

 

今月の3位 何者 

 これも映画の原作小説です。著者の朝井リョウさんは「桐島、部活やめるってよ」でも有名な人ですね。これは知っていました

 大学生の就活の話です。今どきの就活とSNSを通して、大学生の人間関係や承認欲求、マウンティングの様子なんかを描いた作品です。

 結局リア充は就活がうまくいって、そうじゃない人はうまくいかないんですけど、その違いは結局、カッコ悪い自分を許容できるかなのかな、と考えさせられるところはありました。ただ、オチが弱いかな、と。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかよくわからない着地点なのが気になりました。

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 

 というわけで、今月の三冊でした。本の感想を書くのは難しいですね。