【感想】草間彌生展「わが永遠の魂」を見てきました
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年に1回くらいのペースで来る美術館に行きたい熱がやってきたので、国立新美術館で現在開催中の草間彌生展を見に行ってきました。
僕が草間彌生さんについて知っていることといえば、赤いおかっぱのばあさんという印象と、昔ヴィトンのコラボ商品があったことくらいです。
それくらいには美術オンチな僕でも結構楽しめた草間彌生展でしたので、魅力をお伝えしようと思います。
国立新美術館について
ぼくは今回初めて国立新美術館に行きました。
上野にあると思っていたら六本木にあります。お間違えないように。上野にあるのは東京都美術館です。
国立新美術館はこんな感じのおしゃれな美術館です。建物の形を見るだけでも面白いです。あと、写真を取り忘れましたが、美術館の敷地に植えてある木に、草間彌生さん的な模様の布が巻いてありました。
混雑具合
国立新美術館につくと、まずチケットを買うことになります。金曜日の15時くらいに行きましたが、20分くらい並びました。平日の割には意外と混んでいます。土日はおそらくもっと混んでいますのでお気を付けください。
ちなみにお土産屋さんのレジは30分くらいの待ち行列ができていました。こちらもお気を付けください。
感想
一部の作品は写真撮影可でしたので、写真を見ながら感想を述べたいと思います。
大きな展示室には、「夜に咲く花」というオブジェと、いかにも草間彌生っぽい絵画作品が所狭しと並んでいました。
個人的にはこういうオブジェが好きです。ほかのものに比べて明るくポップで見ていて楽しいです。
絵画は圧巻の枚数でした。写真のような絵画が130枚程展示してあるようです。
一枚一枚の絵画にもちろんタイトルが付いていて、絵画を見てタイトルを考えてみるのも楽しいかなと思いました。
平和とか愛とかそういうタイトルが多いです。
初恋みたいなタイトルの作品もありましたが、作品を見ると草間さんの初恋に何があったのかと心配になりました。
お目にかかる機会も少ない、1950年代や1960年代の初期作品も多く展示してありました。
個人的な感想ですが、なんか暗い作品が多かったです。その頃から草間さんは常人ではない感性をお持ちだったんだなと思います。
そのほか、体験型の展示物として「無限の鏡の間」という鏡張りの部屋に小さなライトがつるしてある部屋がありました。
これはすごくキレイで良かったのですが、混んでいるとあんまり長居はできません。
見終わった後の感想を一言で言うと、
疲れた
です。
感性を刺激してくる作品達が多く、なにか心に響くものがありました。それと同時に作品たちがエネルギッシュ過ぎて、見ているだけで精気が吸い取られます。
多分ですけど、作品を見た人から吸い取った精気を草間さんが吸収しているんでしょう。それでそのエネルギーで作品を作っているんだと思います。
少しでも興味があればぜひ
草間彌生展は、5/22まで開催されています。入場料は1,600円です。
作品を見ていると精気を吸い取られますが、それくらいにパワーのある作品たちだと思います。
見に行って損はしないと思います。
出来れば平日の昼間の空いている時間にゆっくり見るのがいいですね。