どんどんでかくなるAudiのフロントグリル ~デトロイトモーターショー2017より~
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さあ、はじまりました。デトロイトモーターショーです。
今のところのWorld Premiereで目ぼしいものは正直ないのですが(そもそも買うお金もないのですが)、いろんな意味で気になった車がAudi Q8 コンセプトでございます。
Audiという車メーカーを知らない人はおそらくいないとは思いますが、一応説明しておきます。
Audiって何?
ドイツの高級車メーカーです。昔は今よりも大衆車寄りだったみたいですが、気づいたら高級車の仲間入りをしているメーカーです。同じドイツ車で比べると、ベンツよりは平均的に少し安めで、BMWとはさほど変わらない感じですかね。
オリンピックのマークみたいなロゴが特徴です。
Audiのフロントグリル変遷の歴史
およそ高級車というのは、見た目に関しては「変わらないこと」が重要だったりします。例えばポルシェなんかは、今のポルシェも昔のポルシェも変わらずポルシェらしいデザインです。
車のデザインを考えるときに、車の真正面であるフロントグリルのデザインは非常に重要です。やはり一番目立つ部分だからです。そこのデザインを特徴付けている高級車ブランドは非常に多いです。
BMWなんかが一番わかりやすいでしょうか。BMWは1930年ごろから「キドニーグリル」といわれるデザインを採用しています。(豚鼻ともいわれています。)
Audiに関しても、特徴的なフロントグリルを採用しています。まずは2003年ごろのものがこちら。まだ小さめです。
続いて2010年モデルのフロントグリルがこちら。少し大きくなりました。これは現在の一部モデルでも引き続き採用されているので、見覚えがあるものですね。「シングルフレームグリル」というそうです。
さらに時は進み、2015年モデルです。着実なフロントグリルの成長が見て取れると思います。(大きさ的な意味で)
お待ちかね、今回のAudi Q8 コンセプトです。フロントグリルでかっ!
アウディ Q8 コンセプト デトロイトモーターショー2017 - carview! - 自動車
コンセプトなので、デザインの変更は多少あるかもしれませんが、2018年の発売が決まっているそうです。全長が5mなのでフロントグリルというか、全体的にかなり大きな車です。正直日本では持て余すサイズです。
今回は、デトロイトモーターショーよりAudi Q8 コンセプトの紹介でした。Audiはバーチャルコクピットの採用など、テクノロジーの採用に積極的です。自動運転技術でも先端を走っています。この車もデザインだけではなく、どのような機能をもつ車になって発売されるのかも楽しみに待ちましょう。